ペルソナの原作は「ただの高校生がなぜかセカイを救っちゃう」奇妙さと頑張って付き合っていて、上手く解決できていたわけではないにせよ「セカイを救うのがシナリオの基本でなければならないメディアである和製RPG」と現代日本とを折衷するという難事と付き合いつづけてきた女神転生シリーズならではの話だった。コンピューターネタや終末思想ネタを真正面から扱い、終末ネタが期限切れになるあたりで「悪魔」から「ペルソナ」(まんまスタンド)に分派した系譜てのもあわせ、このシリーズはラノベな人たちの扱うネタと好対照であり続けていて無闇に語らないと気がすまない向きには最適な素材だと思うのだが、直球ど真ん中すぎて避けられるのか。